宮城県仙台市といえば、杜の都と呼ばれるほど自然に恵まれた都市。歴史的なパワースポットや美しい自然が多く、訪れるだけでエネルギーをチャージできる場所がたくさんあります。今回は、仙台の代表的なパワースポットと大自然を巡る旅をしてきました。
本日の内容は以下の通りです。旅行プランの内容と食事処をご紹介いたします。
前半、後半の2回に分けて宮城県の良さをお伝えしますので参考にしていただけると嬉しいです。
今回は、後半として旅行3日目の旅をお伝えします。3日目は、仙台を離れて蔵王まで行ってみましたので楽しんでください。
<本日の内容>
・宮城県蔵王町について
・2泊3日パワースポットと大自然満喫プラン(後半)
・仙台のおすすめ食事処について
・仙台の旅は楽しかった
宮城県蔵王町について
宮城県南西部に位置する蔵王町は、蔵王連峰の豊かな自然に囲まれた癒しの町。
エメラルドグリーンの火口湖「御釜」や、美しい山岳ドライブが人気です。
また、開湯400年以上の歴史を持つ遠刈田温泉では、名湯に浸かって心も体もリフレッシュ!
地元の新鮮な高原野菜や蔵王チーズなどのグルメも楽しめます。
仙台から車で約1時間半、気軽に訪れてリラックスできるおすすめスポットです。
2泊3日パワースポットと大自然満喫プラン
3日目:蔵王町を満喫するプラン
3日目のプランです。仙台から蔵王町までは高速道路を使って移動しました。
時間 | 場所 | 備考 |
---|---|---|
8:00 | ホテル出発 | |
9:30 | 宮城県蔵王町到着 | |
11:00 | 蔵王刈田嶺神社 | |
11:50 | 遠刈田温泉 | |
12:40 | 金蛇水神社 | |
14:30 | 大衆食堂あまつ | 昼食 |
15:00-17:30 | 仙台駅周辺を観光 | |
17:43-19:48 | 新幹線 | 仙台駅→東京駅 |
宮城県蔵王町とは
宮城県の南西部に位置する蔵王町(ざおうまち)は、蔵王連峰のふもとに広がる自然豊かなまち。標高1,800メートル超の蔵王山(御釜)をはじめ、四季折々の景観が魅力です。
仙台市内から車で約1時間半。のんびりと高速道路を走っていると、やがて山々のシルエットが目の前に現れ、「非日常」への入り口に近づいていることを実感します。
歴史と癒しの湯処、遠刈田温泉へ

まず訪れたのは、蔵王町の代表的な温泉地・遠刈田温泉(とおがったおんせん)。400年以上の歴史を持つ名湯で、かつては湯治場として栄え、今も多くの旅人や地元の人々に親しまれています。
街並みはどこか懐かしく、木造の旅館や食事処、地元の土産店が軒を連ねる、情緒あふれる雰囲気。温泉街の中心には、足湯が設けられた「神の湯」共同浴場があり、旅の疲れを気軽に癒すことができます。
蔵王刈田嶺神社

蔵王刈田嶺神社は、蔵王連峰・刈田岳の山頂にある「奥宮」と、麓の遠刈田温泉にある「里宮」の二社から成ります。
私が訪れたのは、その里宮。蔵王の山岳信仰において重要な神社で、古くから修験者や登山者、地元の人々に信仰されてきました。
御祭神は、蔵王山の神霊「蔵王大権現」と、農耕・安産・家内安全の守り神として知られる「倉稲魂神(うかのみたまのかみ)」。
蔵王山を御神体とする信仰の中心地であり、毎年夏には山頂の奥宮を目指す登拝行事も行われています。
鳥居をくぐり、玉砂利を踏みしめながら拝殿へ。
蔵王刈田嶺神社の建物は、重厚な屋根と、蔵王の自然に調和するような落ち着いた佇まい。手水舎で手を清め、そっと参拝しました。
大きな神社ではありませんが、掃き清められた境内と、石灯籠の並ぶ参道はとても美しく、心が自然と落ち着きます。
「登山の安全」「温泉の恵み」「暮らしの無事」──そんなことを静かに祈りながら、深呼吸。
この場所には、派手さではない“気配”のような力があります。
何もないのに「ここに来てよかった」と思える。まさに、目に見えない“癒し”に包まれた空間でした。

神社で御朱印を頂くところで、昔の日本の月名をクイズ形式で教えてもらいました。
写真の文字は、7月の月名で「愛逢月(めであいつき)」といいます。
7月といえば「七夕」。七夕は織姫と彦星が遭う月という意味から「愛逢月(めであいつき)」と表現したそうです。
昔の日本人は、素敵な言葉を使っていたんだなと感動しました。
神社では1月から12月までの日本の月名をいろいろ教えてくれるので、訪れた際は社務所に行ってみてください。
◆基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 蔵王刈田嶺神社(ざおうかったみねじんじゃ) |
住所 | 〒989-0912 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉仲町1 |
電話 | 0224-34-2620 |
営業時間 | 24時間 ※社務所は昼の間のみ |
定休日 | 年中無休 |
決済方法 | 現金 |
駐車場 | なし(近くに無料の町営駐車場あり) |
アクセス | 仙台駅から車で約1時間(高速道路を利用して村田ICから20分くらい) |
遠刈田温泉で足湯を体験

遠刈田温泉には無料で足湯を体験するところがあります。
私たちも足湯を体験。足湯に入ると体があったまり疲れが癒される感じがしました。
金蛇水神社

金蛇水神社の創建は古く、平安時代以前とも言われています。
古来より水を司る神「金蛇大神(かなへびおおかみ)」を祀り、農業や商業にまつわる“水”と“財”の神として崇敬されてきました。
現在では「金運・商売繁盛・財運招福」の神様として知られ、東北中から多くの参拝者が訪れます。
また、「金蛇=蛇神様」ゆえに、縁起物として“蛇”をモチーフにした絵馬やお守りがとてもユニーク。神話と民間信仰が調和する、個性あふれる神社でもあります。


社務所では、季節限定の御朱印や、金色に輝くお守りを授かることができます。
特に人気なのは、「金運招福守」や「蛇の目守り」といった個性的なデザイン。白蛇が描かれた小さなお守りは、財布に入れる人が多いそうです。
御朱印は力強く、「金蛇水神社」の文字に蛇の印が添えられており、旅の記念としても満足度が高い一枚でした。
◆基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 金蛇水神社(かなへびすいじんじゃ)」 |
住所 | 〒989-2464 宮城県岩沼市三色吉水神7 |
電話 | 0223-22-2672 |
営業時間 | 24時間 |
定休日 | 年中無休 |
決済方法 | 現金 |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | 遠刈田温泉から車で50分 |
食事処
大衆食堂あまつ

宮城蔵王をあとに仙台駅に戻り帰りの新幹線まで、仙台駅周辺を散策。
仙台駅から徒歩1分の距離にある「大衆食堂あまつ」で、遅めの昼食を頂きました。


「大衆食堂あまつ」で注文したのは、「ラーメン」と「キムチ炒飯」。
安心して食べられる味付けでとても美味しかったです。
◆基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 大衆食堂あまつ |
住所 | 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1丁目7−1 1F |
電話 | 050-1705-8056 |
営業時間 | 月~木 16:00~26:00(AM2:00) 金、祝前 16:00~29:00(AM5:00) 土 14:00~29:00(AM5:00) 日 14:00~26:00(AM2:00) |
定休日 | なし |
決済方法 | 現金、クレジットカード、QRコード決済 |
駐車場 | なし ※近くのコインパーキングを利用 |
アクセス | JR仙台駅から徒歩1分 |
伊達の牛タン本舗(お弁当)

夕食は、新幹線の中で食べようと思い「伊達の牛タン本舗」のお弁当を仙台駅で購入。
「伊達の牛タン本舗」は、仙台駅の「牛タン通り」にあり、帰りのお弁当の販売と、店舗内での食事ができます。
「牛タン通り」は人気のため、お店は混雑していましたが、お弁当は待ち時間もなく、スムーズに購入することができました。
「伊達の牛タン」の牛タンは、柔らかく子どもでも食べやすくとても美味しかったです。
◆基本情報
項目 | 内容 |
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名称 | 伊達の牛タン本舗 |
住所 | 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1丁目1−1 仙台駅 3F 牛たん通り内 |
電話 | 022-715-5056 |
営業時間 | 10:00~21:00 |
定休日 | 年中無休 |
決済方法 | 現金、クレジットカード |
駐車場 | なし |
アクセス | 仙台駅から駅内 |
まとめ

今回の仙台旅は、前編・後編の2回に分けてご紹介してきました。
後編では、宮城蔵王エリアへ足を延ばし、遠刈田温泉の足湯でほっと一息。
旅の疲れを癒しながら、ほっこりした時間を過ごしました。
その後訪れたのは、金運アップで有名な「金蛇水神社」。
境内の澄んだ空気と神秘的な雰囲気の中で、しっかりお参りしてきましたよ。
仙台市内から少し足を延ばすだけで、自然や歴史、そしてパワースポットにも出会える今回の旅。
心も体もリフレッシュできる、宮城ならではの魅力がギュッと詰まった旅になりました。