2024年1月、小学生の子どもと家族でニセコへスキー旅行に出かけました。
ところが、予定していた飛行機が欠航。羽田空港で相談した後、急きょ北海道新幹線とJRを乗り継いで向かうことになりました。
家族の座席が離れた新幹線、座れずに立って移動した特急北斗、到着駅からホテルまでの交通手段など、予定変更に伴う苦労もありました。それでも、現地では子どもの初めてのスキーや、羊蹄山を眺めながらの滑走、北海道の食事を楽しめました。
この記事では、実際に利用した移動ルートと、グラン・ヒラフでのスキーレッスン、HANAZONOを訪れた体験を紹介します。
※この記事は2024年1月の旅行記です。交通・施設情報やコース名は訪問当時のものです。旅行前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
羽田空港で飛行機の欠航を知り、鉄道でニセコへ

当初は飛行機で向かう予定だったため、羽田空港へ行きました。しかし、搭乗予定の便が欠航したことを知り、対応方法を相談しようと航空会社のチェックインカウンターへ向かいました。
カウンターには長い列ができていて、順番が来るまで1時間近く待ちました。
ようやく相談できると、飛行機の運航再開を待つより、新幹線で移動する方がニセコへ到着できる見込みが高いとの案内を受けました。そこで新幹線の指定席を手配し、羽田空港から東京駅へ移動することにしました。
これは、その日に私たちが受けた案内と選択した行程です。欠航時に鉄道へ変更できるかどうかは、当日の運行状況や空席、現地までの乗り継ぎによって異なります。
急な予約で、家族は離れた座席に

直前の予約だったため、家族で並んだ席を取れず、それぞれ離れた座席になりました。
子どもが1人の席で長時間過ごすことになり、私たちも心配でした。移動中は、ときどき新幹線のデッキで子どもと話をしながら過ごしました。
急な移動変更では、空席があっても家族でまとまって座れるとは限りません。子連れの場合は、座席の位置も確認してから予約したいと感じました。
車内でホテルや現地の予約を変更
新幹線で移動している間に、現地の予約も変更しました。
- ホテルへ連絡し、到着予定時刻を変更
- 新千歳空港からニセコまでのバス予約をキャンセル
- レンタルスキーの利用日程を変更
移動手段を変えると、送迎やレンタルの予定にも影響します。予約内容と連絡先をすぐ確認できるようにしておくことの大切さを感じました。
東京駅から倶知安駅までの移動ルート
東京駅から新幹線で新函館北斗駅へ向かい、特急北斗とJR函館本線を乗り継いで倶知安駅を目指しました。
| 区間 | 旅行当時の時刻 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 東京駅→新函館北斗駅 | 9:36→13:33 | 3時間57分 |
| 新函館北斗駅で乗り継ぎ待ち | 13:33→15:20 | 1時間47分 |
| 新函館北斗駅→長万部駅 | 15:20→16:26 | 1時間6分 |
| 長万部駅で乗り継ぎ待ち | 16:26→16:38 | 12分 |
| 長万部駅→倶知安駅 | 16:38→18:13 | 1時間35分 |
東京駅から倶知安駅までは、乗り継ぎ待ちを含めて8時間37分。羽田空港から東京駅への移動と、倶知安駅からホテルまでの移動は別にかかりました。
上の時刻は旅行当時の行程です。これから利用する場合は、最新のダイヤと当日の運行状況を確認してください。
新函館北斗駅でラーメンを食べてひと休み

新函館北斗駅に到着した後は、特急北斗への乗り継ぎ時間を使い、元祖はこだてラーメン「おんじき」で食事をしました。
注文したメニュー名は正確には覚えていませんが、ラーメン好きの子どもは、食事を取って少し元気になりました。
羽田空港での待ち時間から新幹線での移動まで、慌ただしく過ごしていた私たちにとって、ここでの食事はひと息つける時間でした。
乗り継ぎの合間に食事をする場合は、ホームへの移動時間も考えておきたいところです。次の列車の出発時刻を確認しながら休憩しました。
特急北斗では座れず、荷物を持って立ち移動

新函館北斗駅から長万部駅までは、特急北斗に乗車しました。指定席が満席だったため自由席を利用しましたが、車内は混雑していて座れず、長万部駅まで立って移動することになりました。
スキー板は現地でレンタルする予定だったため、持参した荷物はスキーウェアや靴などでした。それでも、旅行の荷物を持ったまま立って過ごすのは、思った以上に大変でした。
子連れで長距離を移動するときは、乗り継ぎ時間だけでなく、座って移動できるかも確認しておきたいと感じました。
※自由席を利用したのは制度変更前の体験です。特急北斗は2024年3月16日から全車指定席となっています。現在の利用方法は、JR北海道の特急北斗公式案内をご確認ください。
長万部駅から倶知安駅へ、最後はバスでホテルへ

長万部駅からはJR函館本線に乗り換え、倶知安駅へ向かいました。
倶知安駅からホテルまでは、当初タクシーを利用するつもりでした。しかし、駅に着くとタクシーを待つ人が多く、乗車まで時間がかかりそうでした。
幸い、ニセコ方面へ向かうバスに乗ることができ、無事にホテルへ到着しました。
飛行機の欠航から始まり、予定を変更しながらの長い一日。ホテルに着いたときは、ようやく移動を終えられた安心感がありました。
今回の経験から、駅に到着した後の交通手段も大切だと感じました。タクシーだけでなく、バスや宿泊先の送迎についても調べておくと、移動方法を選びやすくなります。
初日の夕食は「ニセコ山麓ジンギスカン」へ

ホテルに到着した後は、予約していた「ニセコ山麓ジンギスカン」へ向かいました。
ラム肉に加え、海鮮焼きやイクラのご飯も楽しみました。移動に追われた一日の終わりに、家族で落ち着いて食事ができたことが嬉しかったです。
冬の旅行では、交通の遅れが食事の予約に影響することもあります。到着が遅れそうな場合に連絡できるよう、予約先の連絡方法を控えておくと安心です。
※食事の内容は訪問当時のものです。現在のメニューや営業期間、予約方法は、店舗の最新案内をご確認ください。
スキー初日:グラン・ヒラフで家族のレッスン

翌日はグラン・ヒラフでスキーを楽しみました。午前中は、10:00〜12:00の半日グループレッスンに参加しました。
申し込み場所は「.Base」で、集合場所もその近くでした。私の記憶では、この日のレッスンにはほかのお客さんがおらず、家族だけで教えてもらいました。
ファミリーコースで、初めてのボーゲンに挑戦
子どもにとって、今回が初めてのスキー体験でした。
最初はファミリーコースで、子どもの練習を中心にレッスンを受けました。ボーゲンや重心の移動の仕方などを、コーチが丁寧に教えてくれました。
子どもは覚えが早く、思っていたよりもすんなりとボーゲンを身につけました。コーチは子どもと私たちのレベルに合わせて教えてくれたので、家族で練習できました。
リフトに乗って、少し長いコースへ
ファミリーコースで2往復ほど練習した後は、当時のエース第2クワッドに乗りました。
そこからグリーンコース、せんの木コースを滑り、ファミリーコースへ戻るルートを通りました。リフトの乗り方も教えてもらい、練習する範囲が少しずつ広がっていきました。
このころには、子どもはボーゲンで安定して滑れるようになっていました。初めてのスキーでここまでできるようになったことに、私たちも驚きました。
| 項目 | 2024年1月の利用内容 |
|---|---|
| レッスン形式 | 半日のグループレッスン |
| 時間 | 10:00〜12:00 |
| 申し込み場所 | グラン・ヒラフ .Base |
| 集合場所 | .Baseの近く |
| 最初の練習場所 | ファミリーコース |
| 練習した内容 | ボーゲン、重心の移動、リフトの乗り方など |
※レッスン内容や利用コースは、私たちが参加した日のものです。現在の受付・集合場所や、参加者に適したコースは、申し込み時に確認してください。
午後は家族で、教えてもらったコースを楽しむ

午後は、スクールの方に教えてもらったコースを参考に、家族で滑りました。ジャンボコース、白樺コース、フリココース、アルペンコースなどを楽しみました。
特に印象に残ったのは、フリココースから眺めた羊蹄山です。きれいに山の姿が見え、景色を楽しみながら滑れたことが嬉しかったです。
初めてスキーをした子どもと、午前中の練習を終えて一緒にコースを滑れたことは、今回の旅行の思い出になりました。
コース選びは、技量や当日の雪の状態に合わせることが大切です。訪問前には、グラン・ヒラフ公式サイトのゲレンデマップを確認してください。
スキー2日目:子どもは再びスクールへ
スキー2日目は、帰る日でもありました。午前中は子どもだけでスクールに参加しました。
前日にレッスンを受けていたので、2回目は安心して楽しんでいたようです。初日の練習で滑れるようになったことが、次のレッスンに参加する自信につながったのかもしれません。
子どもがレッスンを受けている間、私たちはHANAZONOへ向かいました。
HANAZONOのシルバードリームコースへ

私たちはパラレルコースから連絡コースを通ってHANAZONOに入り、シルバードリームコースを滑りました。
シルバードリームコースは広く、このときは人も少なかったため、ゆったりと滑ることができました。グラン・ヒラフとは違う雰囲気を楽しめたのも、今回の旅行で印象に残っています。

時間が限られていたため、HANAZONOで滑れたのは1本だけでした。次回はもう少し時間を取って訪れたいと思いました。

※これは訪問当時に利用したルートです。現在の連絡コースやリフトの営業状況、リフト券の対象エリアを確認してから移動してください。バスでの移動については、HANAZONO公式の冬のアクセス案内をご確認ください。
スクールへの迎えが遅れたことは反省点
HANAZONOからグラン・ヒラフへ戻るのに時間がかかり、子どものスクール終了時刻を過ぎてしまいました。
この日は、私たちが戻るまでスクールの方が子どもと一緒に待っていてくれました。対応していただいたことに感謝しています。
一方で、別のエリアへ移動する際は、帰りにかかる時間まで考えておく必要があったと反省しました。今回の対応を前提にせず、迎えには余裕を持って戻れる行程にすることが大切です。
次に訪れるときは、レッスン終了時刻から逆算し、早めにグラン・ヒラフへ戻りたいと思います。
子連れニセコ旅行で、次回も確認したいこと
移動変更に備えて予約情報をまとめておく
今回は、ホテルの到着時刻、空港からのバス、レンタルスキーの予定を変更しました。
予約番号や連絡先をすぐ確認できるようにしておくと、急な変更時にも対応しやすくなります。
列車の座席と、駅からホテルへの移動を確認する
新幹線では家族の席が離れ、特急北斗では座れませんでした。倶知安駅ではタクシー待ちの人が多く、バスへ変更しました。
目的地の駅まで行けるかに加えて、座席の位置と、到着後の移動方法も確認しておきたいところです。
初めてのスキーは、経験に合うレッスンを選ぶ
子どもは初めてのスキーでしたが、ボーゲンや重心の移動、リフトの乗り方を順番に教えてもらいました。
私たちのレベルに合わせて教えてもらえたことが、午後の滑走や翌日のレッスンにつながりました。申し込み時には、経験レベルや使用言語、集合場所、必要な道具を確認してください。
別エリアへ行くときは、戻る時間に余裕を持つ
今回の反省点は、HANAZONOから戻るのが遅れ、子どもの迎えに間に合わなかったことです。
滑る時間だけでなく、帰りの移動やリフト待ちも考えておく必要があります。特に帰宅日は、スクールの迎え、着替え、荷物の回収、その後の移動まで見通して計画したいと思いました。
初めてのスキーと、予定変更を経験した家族旅行
飛行機の欠航から始まったニセコ旅行。羽田空港での待ち時間、新幹線の離れた座席、特急北斗での立ち移動など、予定どおりに進まない場面が続きました。
それでも、現地では子どもが初めてのボーゲンを覚え、リフトに乗り、少しずつ滑れるようになる姿を見られました。フリココースからの羊蹄山や、HANAZONOでゆったり滑った時間も、思い出に残っています。
次に訪れるときは、交通手段の確認と時間配分を見直し、家族それぞれが無理なく楽しめる行程にしたいと思います。
私たちの体験が、子どもと冬のニセコを訪れる方の準備に役立てば嬉しいです。
