今回は2026年の夏、家族で八ヶ岳・清里高原へ3泊4日の車旅に出かけてきました。都会の暑さから少し離れて、標高の高い高原でひんやりとした空気を感じながら過ごす夏休み。毎年どこかへ出かけるたびに「今年はここが良かった」と思う場所が増えていくのですが、八ヶ岳エリアは湧き水と渓谷、高原の景色、そしてご当地グルメがぎゅっと詰まった、家族旅行にぴったりの土地でした。
今回の旅で特に印象に残ったのは、とにかく「水」との出会いが多かったこと。道の駅で汲む湧き水、渓谷のひんやりとした川、神社の境内に湧く清水と、八ヶ岳の伏流水のおいしさをあちこちで実感する4日間になりました。尾白川渓谷には2日間にわたって足を運び、1日目は景色を眺めながらの川遊び、3日目は水着に着替えてしっかり川に入るなど、同じ場所でも過ごし方を変えて楽しめたのも良い発見でした。
この記事では、実際に歩いたルートや訪れた時間、天候の変化まで含めて、我が家の八ヶ岳旅行を時系列でまとめています。雨の日の過ごし方に悩んでいる方、渓谷ハイキングや道の駅めぐりが気になっている方、山梨ならではのグルメやお土産を知りたい方の参考になればうれしいです。
✅ この記事でわかること
- 八ヶ岳・清里エリアの3泊4日モデルコース(自家用車移動・実際の時間割つき)
- 尾白川渓谷の楽しみ方(景色を楽しむ日/しっかり水遊びする日の2パターン)
- 雨の日でも楽しめるスポット(美術館・湧水公園)の過ごし方
- 清里・小淵沢エリアの道の駅・温泉・お土産情報
- 山梨県産の桃やお酒など、地元グルメ・特産品の購入スポット
- 展望台やリフトカーなど、時間に余裕を持ちたいスポットの注意点
🗺️ 4日間の流れ早見表
湧き水と渓谷、高原の景色をめぐる初日
雨のスタートから晴れへ、湧き水と神社めぐり
この旅いちばんアクティブな1日
高原から諏訪へ、学びと自然を味わう最終日
1日目
渓谷ハイキング&高原展望
2日目
雨でも楽しめる湧水めぐり
3日目
川遊び&タイ料理に挑戦
4日目
宇宙電波観測所と諏訪の景色
1日目|湧き水と渓谷、高原の景色をめぐる
道の駅はくしゅうで軽食&湧き水を汲む

旅のスタートは道の駅はくしゅうから。ここは八ヶ岳・甲斐駒ヶ岳の伏流水を無料で汲める湧き水スポットとして知られていて、到着してすぐに家族みんなでペットボトルや水筒に水を汲みました。口に含むとキンと冷たく、まろやかな口当たりで、これから始まる4日間の旅への期待がぐっと高まる瞬間でした。
実はこの名水、あの「サントリー天然水 南アルプスの天然水」と同じ甲斐駒ヶ岳の伏流水を水源としていて、花崗岩層でろ過された軟水だと知って驚きました。普段何気なく飲んでいるペットボトルの水と同じ水脈の水を、現地で直接汲んで飲めるというのは、ちょっと特別な体験です。水汲み場には複数の蛇口が並んでいて、週末は地元の方も含めて列ができるほどの人気ぶり。マイボトルはもちろん、大きめのタンクを持参して汲んでいる人の姿も見かけました。


ファーマーズマーケットでは地元野菜や軽食も購入でき、お昼にはいなり寿司を買って車内でいただきました。甘めの味付けで子どもも食べやすく、ハイキング前の腹ごしらえにちょうどよいボリュームでした。朝早めに出発した分、渋滞もなくスムーズにここまで来られたのもよかったです。
八ヶ岳エリアは湧き水スポットが点在しているので、大きめの水筒やマイボトルを持参するのがおすすめです。道中で何度も「おいしい水」に出会えます。
尾白川渓谷ハイキングと川遊び

道の駅から車で移動し、尾白川渓谷へ。南アルプスの花崗岩を削って流れる水は透明度が高く、日差しを受けてエメラルドグリーンに輝いていました。遊歩道は木々に囲まれていて、真夏でも渓谷沿いはひんやりとした空気が漂います。歩きながら川の音を聞いていると、自然と会話も弾みました。

遊歩道の途中には、渓谷を渡るつり橋がありました。定員はなんと5名まで。順番を待って渡り始めると、一歩踏み出すごとにギシギシと音を立てながら思った以上に大きく揺れて、家族全員で「わっ、揺れる!」と声を上げてしまいました。手すりをしっかり掴みながら一歩ずつ進み、橋の真ん中からのぞき込む渓谷の眺めはスリルと絶景が同時に味わえる特等席。渡り切ったあとは「ちょっと怖かったけど楽しかった」と、旅の中でも印象に残る体験になりました。

ひと通り歩いたあとは、岩肌が広がる川辺に降りて水に触れる時間を作りました。ゴツゴツとした大きな岩の間を縫うように流れる水は透明度が高く、岩に登ったり、浅瀬に足を浸けたりしながら過ごす時間はとても気持ちがよく、家族みんなで童心に返ったように楽しんでしまいました。八ヶ岳の伏流水が集まる尾白川はとにかく水が冷たく、足をつけるだけでも一気に涼しさを感じられます。この日は服のまま軽く川遊びを楽しむ形でしたが、後述の3日目には改めて水着で本格的に川に入ることになるので、渓谷の魅力を2段階で味わえたのも今回の旅の良いところでした。
渓谷内のつり橋は定員5名までと決まっています。反対側から人が来ていないか確認しながら順番に渡りましょう。揺れが大きいので、小さなお子さんは手をつないで渡ると安心です。岩肌の川原は滑りやすい箇所もあるので、水辺で遊ぶ際はサンダルよりも滑りにくい靴がおすすめです。
👨👩👧 子連れ目線ひとこと
渓谷の遊歩道は起伏があるところもありますが、我が子はどんどん自分のペースで歩いていて、景色を見つけては「あそこの岩すごい」と教えてくれました。つり橋では揺れに「おっ」と少し驚いた様子を見せていましたが、怖がる様子はなく、渡り切った後は「もう一回渡りたい」とすっかり気に入った様子。歩きやすい靴があると安心です。
清泉寮からの景色とソフトクリーム

尾白川渓谷で思いきり水と戯れたあと、車で移動して向かったのが清泉寮です。渓谷の緑陰から抜けて視界がぱっと開けた瞬間、目の前に広がる芝生の緑と牧草地、その奥にそびえる八ヶ岳の稜線が飛び込んできて、家族全員で思わず「うわあ、広い」と声を漏らしてしまいました。渓谷とはまったく違う、高原ならではの開放感のある景色です。
清泉寮は1938年、「清里の父」とも呼ばれるアメリカ人宣教師ポール・ラッシュ博士によって、青年育成のための施設として創設された歴史ある場所です。戦後の荒れ地だった清里を開拓し、酪農をはじめとする高原の暮らしの礎を築いたラッシュ博士は、この地を選ぶ際に眺望にもこだわったと言われていて、実際に清泉寮からは富士山、八ヶ岳、南アルプス、秩父山地までを見渡せる360度に近いパノラマが広がります。この日は雲の加減で富士山まではくっきり見えませんでしたが、それでも牧場と森が織りなす風景だけで十分に見応えがありました。歴史を知ってから眺めると、目の前ののどかな牧場風景が一層味わい深く感じられます。


標高が高いぶん、真夏でも吹き抜ける風はひんやりとしていて、ハイキングの後の休憩にちょうど良いタイミングでした。名物のジャージーハットのソフトクリームは、清泉寮が飼育するジャージー牛の牛乳を使った濃厚な味わいで、家族全員で「おいしいね」と言いながら味わいました。芝生に座ってゆっくり景色を楽しむ人の姿も多く、清里らしいのんびりとした時間が流れていました。私たちも芝生に腰を下ろし、ソフトクリームを片手に牧場の風景をしばらく眺めて過ごしました。渓谷の涼しさとはまた違う、高原らしい開放的な涼しさを味わえたひとときでした。
美し森展望台からの眺め

この日最後の目的地は美し森。駐車場から展望台までは遊歩道になっていますが、想像していたよりもしっかりとした上り坂が続き、家族全員で「思ったより本格的な坂だったね」と笑い合いながら登りました。汗をかいた分、展望台にたどり着いたときの眺めは格別で、八ヶ岳の山並みと清里高原の緑が一望できる景色に、登ってきた甲斐があったと感じました。


⚠️ 注意ポイント美し森は駐車場から展望台までの上り坂がしっかりとした坂道です。歩きやすい靴と、夏場は飲み物を持って向かうのがおすすめです。
ホテルへ
16時半頃にホテルへチェックイン。1日目から渓谷ハイキング、高原散策、展望台の上り坂と、体を動かす時間が多かったので、この日は早めにお風呂に入ってゆっくり体を休めました。窓の外に広がる高原の空気を感じながら眠りにつく、夏の旅らしい夜でした。
2日目|雨からはじまる、湧き水と神社めぐりの1日
平山郁夫シルクロード美術館で雨の日プラン

2日目の朝は雨模様からのスタート。こんな日こそ屋内で楽しめるスポットが心強く、平山郁夫シルクロード美術館へ向かいました。シルクロードをテーマにした絵画や関連資料が展示されており、雨音を聞きながらゆっくりと鑑賞する時間は、旅の中でも落ち着いたひとときになりました。屋外で予定を詰め込みがちな旅行だからこそ、雨の日に室内でじっくり過ごせるスポットがあると、天候に振り回されずに旅を楽しめると実感しました。
八ヶ岳エリアは晴れの日のアクティビティが豊富な分、雨の日プランを1つ用意しておくと安心です。美術館は雨の日の強い味方でした。
三分一湧水公園

美術館を出たあとも、あいにく雨は降り続いていました。三分一湧水公園に着いたのも小雨まじりのタイミングでしたが、傘をさしながらでも十分に楽しめる場所です。この公園は、湧き出た水が三方向に均等に分かれる仕組みが特徴で、昔から水を公平に分け合うための知恵が用いられてきた場所だと知り、家族で「よくできた仕組みだね」と感心しました。雨に濡れた緑と水音が重なって、雨の日ならではのしっとりとした雰囲気を味わえました。

湧き出し口を見学したあとは、そのまま水の行き先を追いかけるように、湧水が川へ流れ込むところまで散策路を歩いてみました。途中にあったのが、小型のクロスフロー水車を使った水車発電所。


湧き出し口を見学したあとは、そのまま水の行き先を追いかけるように、湧水が川へ流れ込むところまで散策路を歩いてみました。途中にあったのが、小型のクロスフロー水車を使った水車発電所。三分一湧水の豊かな水量を活かして発電する仕組みですが、この日は残念ながら稼働しておらず、雨に濡れて静かに佇む水車を眺めながら「動いているところも見てみたいね」と話しました。さらに歩みを進めると「湧水橋」という橋にたどり着き、橋の上からのぞき込むと、右側から三分一湧水の水が小川に静かに合流していく様子がよく見えました。この橋の下を流れているのは「高川」という川で、湧き水が少しずつ川の流れに溶け込んでいく様子を間近で見られたのは、思いがけず面白い発見でした。湧き出す瞬間だけでなく、その水が川へと還っていく道のりまでたどれる散策路になっていて、雨の日でも公園全体で「水の一生」を体感できるような時間になりました。
三分一湧水そばで手打ちそばのお昼

お昼は、公園に隣接する「そば処 三分一」で手打ちそばをいただきました。湧水の里らしく、清らかな水を使ったお蕎麦は喉ごしがよく、午前中に歩いた体にちょうどよく染み渡りました。お店に入ったときはまだ雨模様でしたが、食べ終わって外に出る頃には空が明るくなり始めていて、「あ、晴れてきたね」と気づいたのがちょうどこのタイミング。公園を眺めながら食事ができる立地も魅力です。
湧き水のそばで食べるお蕎麦は、水そのもののおいしさが感じられるような透明感のある味わいでした。旅先で土地の水を活かした食事をいただけると、その土地らしさをより深く味わえる気がします。
身曾岐神社の清々しい境内

お昼を終える頃にはすっかり晴れ間が広がり、身曾岐神社へ。整えられた境内は清々しい空気に包まれていて、雨上がりの緑がいっそう鮮やかに見えました。静かな境内を歩きながら、旅の後半に向けて気持ちがリセットされるようなひとときでした。
身曾岐神社は、天照太神を主祭神とする古神道の本宮で、1986年にこの八ヶ岳南麓の地に遷座したのだそうです。「身曾岐(みそぎ)」という名前には、目に見える体だけでなく、心や運命までも「きれい」にするという意味が込められていると知り、ちょうど旅の折り返し地点でこの神社を訪れたことに、不思議な巡り合わせを感じました。雨上がりの境内は空気が洗われたように澄んでいて、名前の由来そのままの清々しさを肌で感じられる時間でした。
境内でひときわ目を引いたのが、水に囲まれた能楽殿です。水面に建物が浮かんでいるかのような佇まいは神秘的で、能や伝統芸能の舞台として使われるほか、コンサートや撮影の会場にもなっているのだそうです。雨上がりで水かさが増していたこともあってか、水鏡のように空を映す様子がいっそう幻想的に見え、家族で「静かできれいな場所だね」としばらく眺めてしまいました。これまで湧き水や渓谷、川など「流れる水」に触れてきたこの旅の中で、ここでは「たたえる水」に囲まれた神聖な空間に出会えたのも、印象深い体験でした。
大滝神社(大滝湧水公園)で湧き水を頂く

大滝神社(大滝湧水公園)は境内に湧き水があり、この旅で何度も出会うことになる「八ヶ岳の名水」のひとつです。木をくりぬいた樋口から流れ落ちる湧水は柔らかな口当たりで、家族でいただきました。ここでは水筒だけでなく、事前に買っておいた水用のタンクにも汲んで持ち帰りました。1日に約22,000トンともいわれる豊富な水量で、年間を通して水温がほとんど変わらないそうで、タンクいっぱいに汲んでも次から次へと湧き続ける様子に、水源の豊かさを実感しました。


湧き水の流れる先に目をやると、そこにはわさび田が広がっていました。わさびはきれいな水でないと育たないと聞いたことがあったので、実際に青々としたわさびが育っている様子を目にして、「本当にきれいな水なんだなあ」としみじみ感じました。飲んで冷たくておいしいと感じるだけでなく、その水がわさびを育てているところまで見られると、名水という言葉が急に実感を伴って迫ってくるような気がします。この神社には4日目にも再訪することになるのですが、それだけまた立ち寄りたくなる魅力がある場所でした。
道の駅こぶちざわで温泉とお土産

温泉施設が併設されていて、1日歩いた体をしっかり休められるのが魅力です。物産コーナーには山梨らしいお土産が揃っていて、夕方の時間帯でもゆっくり買い物を楽しめました。
2日目の締めくくりは道の駅こぶちざわ。ここで温泉に浸かって、雨のスタートから始まった1日の疲れをゆっくりほぐしました。温泉のあとはお土産コーナーを回り、山梨らしい品々を眺めながら、翌日以降に向けて気持ちを整えました。
3日目|川遊びとタイ料理、この旅いちばんアクティブな1日
尾白川渓谷ハイキングを再び、水着で川遊び

3日目は再び尾白川渓谷へ。今度はしっかり水着に着替えて、本格的に川遊びを楽しみました。1日目に見た渓谷の透明な水に、この日はしっかり体ごと浸かることができて、「やっぱりここの水は気持ちいいね」と家族全員で盛り上がりました。同じ渓谷でも、眺めて楽しむ日と、体験して楽しむ日とで印象が変わるのがおもしろく、2日間通ったからこそ味わえた贅沢な時間だったと思います。
👨👩👧 子連れ目線ひとこと
水着に着替えての川遊びは、この旅で一番はしゃいでいた時間でした。岩場もあるので、水陸両用のサンダルがあると足元が安心です。
オータムヘイズでタイ料理、ラープ・ムーに初挑戦

高原エリアでタイ料理を味わえるお店。今回初めて注文したラープ・ムーは、豚ひき肉にハーブやスパイスを効かせた一品で、旅先ならではの新しい味との出会いになりました。
高原リゾートというとどうしても洋食のイメージがありましたが、この日はタイ料理のお店でお昼をいただきました。初めて食べたラープ・ムーは、ハーブの香りとピリッとした刺激がありつつも食べやすく、家族みんなで「これはおいしいね」と盛り上がるメニューでした。旅先で新しい味に挑戦できるのも、旅の醍醐味のひとつだと感じます。
吐竜の滝でマイナスイオンを浴びる

お昼のあとは吐竜の滝へ。遊歩道を少し歩くと現れる滝は、幾筋にも分かれて岩肌を流れ落ちる姿が美しく、マイナスイオンをたっぷり浴びられるような清涼感がありました。夏の日差しの中で、滝の周りだけひんやりとした空気に包まれる感覚は、何度体験しても気持ちの良いものです。駐車場から滝までは短い遊歩道で結ばれていて、小さな子ども連れでも歩きやすい距離でした。
道の駅南きよさとのリフトカーで展望台へ

道の駅南きよさとでは、リフトカーに乗って「南八ヶ岳花の森公園」の展望台まで登りました。乗ってみて驚いたのが、その斜度の急さ。スキージャンプの斜面と同じくらいの傾斜だと聞いて納得するほどの急角度で、家族みんなで「思っていたより本格的だね」と声を上げながら登っていきました。展望台からは山々の景色が広がり、頑張って登ってきた甲斐のある眺めでした。
⚠️ 注意ポイント
この日はリフトカーの運行が16時半までだったため、展望台での滞在時間は10分ほどになりました。運行時間は季節によって変わることがあるので、景色をじっくり楽しみたい場合は事前に道の駅南きよさとの公式サイトや電話(0551-20-7224)で最新の運行時間を確認し、余裕を持って訪れるのがおすすめです。
ひまわり市場で山梨の地物を買い物

ひまわり市場
ひまわり市場は、山梨県らしい特産品が揃う地元密着のスーパーマーケット。
とれたての桃、地元の日本酒、手作りソーセージなど、その場で食べたくなるような品揃えでした。
| 購入したもの | ひとことメモ |
|---|---|
| 桃 | 山梨らしい甘さと瑞々しさで、家族全員お気に入り |
| 地元の日本酒 | 八ヶ岳の水で仕込まれた味わい深い1本 |
| ソーセージ | 山梨の地物を使った食べごたえのある一品 |
尾白の湯で温泉

1日の締めくくりは尾白の湯。源泉をそのまま楽しめる温泉で、渓谷ハイキングと川遊び、そしてリフトカーの急斜面まで満喫した体をゆっくりとほぐしました。八ヶ岳の水にたっぷり触れた1日の最後を、同じ水源からの温泉で締めくくれるのは、このエリアらしい贅沢な流れだと感じました。
4日目|宇宙電波観測所と諏訪の景色を巡る最終日
大滝神社で湧き水を再度いただく

最終日の朝は、2日目にも訪れた大滝神社へ再び足を運び、湧き水をいただきました。何度来ても飲みたくなる味わいで、旅の締めくくりにふさわしい一杯になりました。境内から見える山と田んぼが広がる景色にも心を打たれ、しばらく足を止めて眺めてしまうほどの美しさでした。
八ヶ岳高原大橋からの景色

続いて八ヶ岳高原大橋へ。橋の上から見渡す高原の緑と、遠くに広がる山々の景色は開放感たっぷりで、旅の最終日にふさわしいスケールの大きな眺めでした。
国立天文台 野辺山宇宙電波観測所

📡 学びポイント
電波望遠鏡の仕組みや、宇宙からの電波をどのように観測しているかを分かりやすく紹介する展示があり、家族で仕組みを話し合いながら見学しました。
野辺山宇宙電波観測所では、大きなパラボラアンテナの迫力に圧倒されました。目に見えない電波をとらえて宇宙を観測するという仕組みを実際の設備を前にして学べるのは貴重な体験で、我が子も展示を読みながら「これでどうやって遠くの星のことが分かるんだろう」と興味津々な様子でした。旅の中に少し学びの要素が入ると、家族での会話もいつもと違う広がり方をするのがおもしろいところです。
諏訪エリアへ移動、諏訪大社めぐりとおぎのやのかまめし

野辺山から諏訪方面へ移動し、諏訪大社の上社前宮に立ち寄りました。八ヶ岳エリアとは少し違った、諏訪湖に近い土地の空気を感じながらの参拝です。お昼は、駅弁でおなじみの「おぎのや」でかまめしをいただきました。
おぎのやのかまめし

釜の形をした器に詰められたご飯とおかずが特徴の駅弁として知られるメニュー。旅の終盤にいただく、ほっとする味わいでした。
その後、下社秋宮、下社春宮とめぐり、諏訪大社の落ち着いた雰囲気をひと通り味わいました。今回の旅の主役は八ヶ岳エリアでしたが、帰り道に諏訪の社をめぐれたことで、旅の最後に気持ちを整えるような時間になりました。
諏訪湖サービスエリアで虹を見る

🌈 旅の最後のご褒美
諏訪湖サービスエリア(上り)に立ち寄ると、湖の上にきれいな虹がかかっているのが見えました。諏訪湖の水面もきらきらと輝いていて、家族みんなで「最後にいいものが見られたね」と話しながら眺めました。
17時半、諏訪湖サービスエリアで見た虹は、4日間の旅の締めくくりにふさわしい景色でした。八ヶ岳の湧き水から始まり、渓谷、高原、宇宙、そして諏訪湖の虹へとつながった今回の旅。18時には無事に帰宅し、充実感と心地よい疲れに包まれながら旅を振り返りました。
持ち物・服装チェックリスト
| アイテム | 理由・ポイント |
|---|---|
| 大きめの水筒・ペットボトル | 道中の湧き水スポットで何度も水を汲む機会があるため |
| 水着・水陸両用サンダル | 尾白川渓谷での本格的な川遊びに対応するため |
| 歩きやすい靴 | 渓谷の遊歩道や美し森の上り坂に対応するため |
| 羽織れる上着 | 高原エリアは標高が高く、朝晩は肌寒く感じることがあるため |
| タオル・着替え | 川遊びのあとや温泉施設での利用に |
⚠️ 天候について
2日目のように雨からスタートする日もあります。折りたたみ傘やレインコートを1つ持っておくと安心です。
八ヶ岳旅行のポイントまとめ
1日目は景色を眺めながら軽く水に触れ、3日目は水着でしっかり川遊び。同じ場所でも過ごし方を変えることで、渓谷の魅力を何倍にも味わうことができました。
道の駅はくしゅう、大滝神社と、旅の随所で八ヶ岳の伏流水に出会えました。マイボトルを持って回ると、旅の思い出がより印象深いものになります。
2日目の朝は雨模様でしたが、平山郁夫シルクロード美術館でゆったり過ごすことで、天候に振り回されずに旅を続けられました。
道の駅こぶちざわの温泉、道の駅南きよさとのリフトカー、ひまわり市場の桃やお酒など、道の駅めぐりだけでも十分に楽しめるエリアでした。
リフトカーの営業終了時刻の関係で展望台の滞在時間が短くなったように、営業時間があるスポットは余裕を持って訪れるのがおすすめです。
まとめ|八ヶ岳・清里高原は、家族で自然と学びを味わえる旅先
今回の八ヶ岳旅行は、渓谷の川遊び、高原からの景色、雨の日の美術館、そして宇宙電波観測所での学びまで、盛りだくさんの4日間でした。何よりも印象に残ったのは、旅の随所で出会った八ヶ岳の湧き水のおいしさ。道の駅でも神社でも、同じ水源から湧き出るまろやかな水に触れるたびに、この土地の豊かさを感じました。自家用車での移動だからこそ、天候の変化に合わせて柔軟にルートを組み替えられたのも今回の旅の良かった点です。次に八ヶ岳を訪れるときは、まだ足を運べていないスポットにも寄ってみたいと思っています。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
