こんにちは。
2024年になりまして北海道へスキー旅行してきた私たち。飛行機欠航により、急遽、新幹線で向かうなどドタバタな旅でしたが、ニセコのスキー旅行はスキーは楽しかったです。
ニセコへ旅行を考えている方は参考にしていただけると嬉しいです。
東京駅からニセコまで電車で移動

東京からニセコまでの移動は飛行機で千歳空港まで行き、千歳からバスでニセコまで移動するのが一般的です。
今回、羽田空港ー千歳空港間の飛行機が欠航になり、急遽、新幹線で行くプランへ変更しました。
初めての北海道新幹線。約4時間の快適な移動
東京からニセコまで新幹線の移動は以下の通り。約8時間の移動でした。
出発時間 | 出発場所 | 到着時間 | 到着場所 | 移動手段 |
---|---|---|---|---|
9:36 | 東京駅 | 13:33 | 新函館北斗 | 新幹線はやぶさ |
15:20 | 新函館北斗 | 16:26 | 長万部 | JR特急北斗 |
16:38 | 長万部 | 18:13 | 倶知安 | JR函館本線 |
– | 倶知安 | – | ニセコ市街 | バス(移動時間は20分程度) |
今回は予定外だったのですが、なんと人生で初めて「北海道新幹線」に乗ることに!
実際に乗ってみると、車内はとても静かで揺れも少なく、想像以上に快適でした。
車内は満席だったものの、落ち着いた雰囲気で、長時間の移動もストレスなく過ごせました。
シートの座り心地もよく、立ったり座ったりも自由にできるので、体への負担が少なかったのが嬉しかったです。
この日のルートは、
『東京』→『上野』→『大宮』→『仙台』→『盛岡』→『新青森』→『新函館北斗』まで、約4時間の旅。
ちなみに、東京から新青森までは「東北新幹線」、新青森から新函館北斗までは「北海道新幹線」と呼ばれています。
この「北海道新幹線」、2030年にはいよいよ札幌まで開通予定とのこと!将来、札幌まで一直線で行けるようになるのが楽しみですね。
長時間の移動でしたが、新幹線の乗り心地の良さに助けられて、旅のスタートを気持ちよく切ることができました。
新函館北斗駅で味噌ラーメンと、満員の特急北斗

新幹線を降りて新函館北斗駅に到着すると、そこは一面の雪景色。空気はキリッと冷たくて、「ああ、北海道に来たんだな」と実感しました。
駅に着いたのは13時半ごろ。ちょうどお腹も空いてきたので、まずは腹ごしらえ。
北海道といえばやっぱり「味噌ラーメン」!ということで、新函館北斗駅の近くにある商業施設の中のラーメン店へ向かいました。
注文したのは、濃厚な味噌スープにもちもちの中太麺が絡む、体が温まる一杯。冷えた体にしみわたるおいしさで、思わず「これこれ、これが食べたかったんだよね」と心の中でつぶやいてしまいました。
ラーメンでしっかりエネルギー補給をした後は、「特急北斗」に乗って長万部駅へ向かいます。
ところが…この日の特急北斗は指定席がすでに満席で予約できず、やむなく自由席へ。
ところがその自由席も満員で、長万部駅までずっと立ちっぱなし。大きな荷物を持っての立ち移動はなかなかハードでした。
でも、それも旅の思い出のひとつ。次回は早めに指定席を取ろうと心に誓いながら、ローカル線の旅は続きます。
長万部駅から倶知安駅までJR函館本線で移動

長万部駅に到着すると、ちょうどニセコ方面へ向かうJR函館本線の列車が出発間近!
慌ててホームに向かい、なんとか滑り込みで乗ることができました。
ホームは一面雪に覆われていて、うっかり滑ってしまいそうな状態。慎重に足元を確かめながら歩きました。北海道の冬は、駅のホームですら冒険です。
車内では運よく座席を確保。そこから約1時間半のローカル線の旅が始まります。
窓の外には、真っ白な雪景色がどこまでも続いていて、まるで絵本の中に入り込んだような気分になりました。
本当は比羅夫駅で降りる予定だったのですが、タクシーがほとんどいないと聞いて急遽予定変更。ひと駅先の倶知安駅まで乗ることにしました。
倶知安駅に着くと、ニセコ市内まで行けるバスがあるとわかり、ひと安心。
さっそくバスに乗り込んだのですが、車内は観光客でぎゅうぎゅう。
しかも、どこで降りればいいのか全くわからず、ちょっと焦り始めたそのとき――
隣にいたお兄さんが「どこまでですが?」と声をかけてくれて、降りる場所を丁寧に教えてくれました。北海道の人のやさしさに、ほっこり。
そんなこんなで、ニセコのホテルに到着したのは夜7時を過ぎた頃。
なかなかハードな移動だったけれど、地元の人の温かさと雪景色に救われた一日でした。長万部駅に着くと、ニセコまで行くJR函館本線がすぐ出発する予定でした。
夕食はジンギスカン

ホテルにチェックインして、少し休憩。
移動の疲れを癒して体力を回復したら、いよいよお楽しみの晩ごはんへ!
この日のディナーは、事前に予約していたジンギスカンのお店。北海道に来たら一度は食べておきたい名物ですよね。
鉄板で焼かれるラム肉は、とても柔らかくてクセもなく、ジューシーで本当に美味しかったです。
特製のタレとも相性抜群で、思わずご飯が進みます。
今回いただいたのは、ジンギスカンをメインにしたコース料理。
ラム肉のほかにも、プリプリの海鮮焼きや、イクラがたっぷりのったご飯などが出てきて、どれも絶品!
北海道の味覚をしっかり堪能できる、大満足の内容でした。
旅先でのごはんって、どうしてこんなに美味しく感じるんでしょうね。心もお腹も満たされた夜でした。

項目 | 内容 |
---|---|
名称 | ニセコ山麓ジンギスカン |
住所 | 北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ一条4-2-4 |
TEL | 0136-55-7744 |
アクセス | 倶知安駅より車で20分 |
営業日 | 2024年12月1日〜2025年4月6日 ※営業期間内定休日なし |
営業時間 | ランチ12:00〜15:00(FL.DL14:30) ディナー16:00〜22:30(FL21:00.DL22:00) |
決済方法 | 現金、クレジットカード |
快晴のニセコでスキー!羊蹄山を眺めながら滑る最高の1日

旅の翌日は、いよいよニセコ東急グラン・ヒラフでスキーです!
朝から空は快晴。澄んだ青空の下、雄大な羊蹄山がくっきりと見えていて、最高のコンディション!
地元の方に聞いたところ、この時期にここまできれいに羊蹄山が見える日は珍しいとのこと。今日は本当にラッキーな一日でした。
雪もしっかり積もっていて、サラサラのパウダースノー。スキー日和です!
私たちは、午前中はスキースクールでレッスンを受け、午後は自由滑走の予定。
ツアーに含まれていたリフト券を受け取り、いざゲレンデへ!
このリフト券には、隣接する『HANAZONOスキー場』のリフト利用も含まれていて、エリア内の移動が可能になっています。
ちなみにこのHANAZONOスキー場、最近リニューアルされたばかりで、リフトの椅子がヒーター付きだったりと最新設備が充実!
この日はグラン・ヒラフのエリアでたっぷり滑りました。
▶ ドットBASEからスタート
まずは「エース第2クワッド」に乗って山を登り、
そこから『フリココース』→『アルペンコース』を通って再びドットBASEまで戻ってくるルート。
中級コースですが、斜面のバランスも良く、景色も最高。気持ちよく滑れました!
▶ 次はエース第3クワッドへ
さらに登って『羊蹄コース』へ。
ここではその名の通り、滑りながら真正面に羊蹄山が見える絶景コース。
どのコースも幅広で滑りやすく、のびのびと楽しめました。
晴れた日のニセコは、やっぱり別格。
ふかふかの雪、広々としたゲレンデ、そして美しい羊蹄山の眺め…。まさに理想のスキー体験でした!
最後に、滑ったコースの難易度一覧もまとめておきますね。これから行かれる方の参考になれば嬉しいです。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | ニセコ東急 グラン・ヒラフ |
電話番号 | 0136-22-0109 |
営業時間 | 8:30-16:00 |
アクセス | 倶知安駅からタクシーで約15分 バスで約20分 |
決済方法 | 現金、クレジットカード |
<コース一覧>
コース | 難易度 |
---|---|
ファミリーコース | 初級コース |
せんの木コース | 初級コース |
グリーンコース | 初級コース |
高原コース | 初級コース |
望羊コース | 初級コース |
ホリデーコース | 初級コース |
白樺コース | 初級コース |
アルペンコース | 中級コース |
フリココース | 中級コース |
センターコース | 中級コース |
国体コース | 中級コース |
林間コース | 中級コース |
ジャンボコース | 中級コース |
パラレルコース | 中級コース |
スーパーコース | 上級コース |
第2の壁 | 上級コース |
粉雪コース | 上級コース |
温泉沢コース | 上級コース |
最終日はHANAZONOスキー場へ!ニセコでの締めくくりスキー

旅行の最終日は、前から気になっていた「HANAZONOスキー場」へ行ってみることにしました。
このスキー場は、ニセコ東急グラン・ヒラフと山の上でつながっていて、ゲレンデから滑ってアクセスすることができます。
グラン・ヒラフからのアクセス方法は、
まず「キング第3クワッド」に乗って山頂へ。そこから『羊蹄サンセットコース』または『パラレルコース』を滑り降りると、HANAZONOエリアに到着します。
どちらのコースも中級者向けで、やや斜度があるため、初級者の方は無理せず「迂回路(うかいろ)」を利用するのがオススメです。
ただし、ひとつ注意点があります!
その迂回ルートの終点付近、HANAZONOスキー場の入り口が少し上り坂になっているので、スピードが足りないと止まってしまうかも…。
勢いを保って滑り抜けるか、スケーティングの準備をしておきましょう。
最新設備が整ったHANAZONOスキー場は、リフトも快適で雰囲気も良く、最終日にふさわしいスキー時間を楽しむことができました。
ニセコ滞在の締めくくりとして、とてもいい選択だったと思います!

HANAZONOスキー場に入ると、広いゲレンデがありニセコ東急グラン・ヒラフとは別世界でした。

HANAZONOスキー場のゲレンデは、とにかく広くてとても滑りやすいのが印象的でした。
コースのカーブも緩やかに設計されていて、初心者〜中級者でも安心して楽しめる滑走エリアになっています。
雪質も良好で、サラサラのパウダースノー。気持ちよくターンが決まって、滑っていて本当に楽しかったです。
リフト乗り場では外国人スキーヤーやスノーボーダーの姿が多く、ちょっとした“海外スキー場”のような雰囲気も。
看板や案内表示もすべて英語表記で、まるで海外旅行に来たような気分を味わえました。こういう非日常感も、ニセコならではの魅力ですね。
今回は時間の都合で、HANAZONOでは1本だけ滑って、すぐにニセコ東急グラン・ヒラフへ戻ることに。
でも、その短い時間でも「もっとここで滑りたい!」と思わせる魅力がありました。
次回はぜひ、HANAZONOスキー場をメインにして、じっくり楽しんでみたいと思います!
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | HANAZONOスキー場 |
住所 | 北海道虻田郡倶知安町字岩尾別328-36 |
TEL | 0136-21-6655 |
北海道・ニセコスキー旅のまとめ。やっぱりまた行きたい場所!

今回は、北海道・ニセコでのスキー旅行についてご紹介しました。
やはりニセコといえば、なんといってもその雪質。ふわふわのパウダースノーで滑る感覚は格別で、スキーがますます楽しく感じられました。
さらに、天気にも恵まれた日には、雄大な羊蹄山の姿がくっきりと見え、まるで絵画のような美しさに思わず見とれてしまうほど。
食事面でも大満足!
ジンギスカンや新鮮な海鮮、お寿司はもちろんのこと、ゲレンデ周辺にはキッチンカーも多数出ていて、気軽にいろんな味を楽しめました。食べ物に困ることはまったくなく、むしろ選ぶのに迷ってしまうほど。
自然の美しさと、整ったスキー環境、そしてグルメまで楽しめるニセコは、本当に魅力が詰まった場所でした。
「また絶対に来たい!」と心から思える、そんなスキー旅になりました。